School Life

学校生活

教育方針

日大三の学び

日大三中・高の3年間及び6年間の「学び」はどのように進んでいくのでしょうか

あなたの未来応援します
自求自探

高等学校学習指導要領が、令和4年(2022年)度より大きく変わり、主体的に物事に取り組む姿勢が求められます。本校では、生徒が「自ら求め、自ら探る」力を育み、明るい世の中を目指し、正しい考えのもと様々な問題に取り組むことができる、強い意思を持った人格の完成を目指します。

豊かな人間性の育成
安定した生活態度と豊かな人間性なくして、学力の向上はのぞめません。本校では学校行事、学級活動、生徒会活動、部活動など学校生活全般を通じて、生徒の人間性が向上するように努めます。主に「自発的に物事に取り組む姿勢」「協調性と責任感」「真剣な授業態度」の育成に重点をおきます。
幅広い能力の育成
幅広い能力の育成を目標とし、特に「読解力」「表現力」が身につくように、勉強の動機付けや発展的なテーマを与えるなどの取り組みをしています。
基礎学力の徹底的な習得
本校では基礎学力の習得に重点をおいています。そのため、必要に応じて、授業以外にも習熟度別の講習・補習を行います。

「自ら求め、自ら探る」人への成長を促す 自求自探 〜総合的な探究の時間〜

高校1年前半
本校オリジナルテキストによる授業

探究=調べ学習ではありません。自ら課題を発見するところから始まり、調査をしたり、データを集めたりしながら論理的に思考を重ねていかなくてはなりません。解決策の提案にいたるまでは、「課題解決のためのスキル」が必要です。観察力、仮説を立てる力、キーワードを掘り下げる力など、本校オリジナルのテキストを用いて習得していきます。

高校1年後半
企業インターンワーク

後半期はグループで「企業インターンワーク」に取り組みます。前半期に学んだスキルを活かしながら、企業から与えられた課題について解決策を提案します。各企業からの課題は、生徒用に設定されたものではなく、今まさに企業が現在進行形で取り組んでいる課題です。生徒は社員になったつもりで、解決策の提案をするプレゼンテーションを行います。3学期にはクラス内発表会を実施し、代表グループを選出します。

高校2年
自らの興味・関心を掘り下げるゼミ活動

2年生ではゼミに所属し、自らの興味・関心を掘り下げるゼミ活動を行います。1年次に学んだことを活かしながら、個人で探究活動を行います。全員が1年間の成果をプレゼンテーションします。

探究発表会(2月)
1年間の探究活動の成果を発表

クラス代表チーム・ゼミ代表者が発表会に出場します。学年の生徒全員が見ている前で、7分程度のプレゼンテーションを行うものです。当日は白熱した発表が展開されます。発表を聴いている全生徒の投票に基づいて受賞チームを決定するとあって、聴く側にもそれなりの姿勢が求められます。発表会は、発表をする側のみならず、聴く側にとっても学びの多い機会です。

3月に行われた
企業インターンワーク全国大会の様子

審査を通過した本校の生徒は全国大会に出場。堂々としたプレゼンテーションを披露することができました。

生徒 Interview
努力は無駄にならない

優秀賞受賞チーム 袰岩 小夏 さん(班長)

この探究発表会を通じて、聴き手に意思を伝えることは難しいと実感しました。プレゼンテーションで大切な“表現力・論理性・説得力”の中で、私たちの班は説得力が欠けていたので、放課後に何度も一人ひとりができていないところを埋め合わせるように練習しました。発表当日、手が震えるほど緊張しましたが、練習したときよりも大きな声で、前を向いて発表することができました。私たちが頂いた賞は、生徒の票が特に多かった優秀賞でした。正直なところ、最優秀賞を目指していたので悔しかったのですが、私の友達や先生たちが「記憶に残る発表だったよ!」や「あのアニメーションどうやって作ったの?凄かった!」と歓喜に溢れた言葉をもらって、努力は無駄にならなかったと思うことができました。
探究発表会を通じて、数多くの大変さの中にも楽しさ、やりがいが生まれるということを班員や仲間を通じて気づくことができました。

オリジナルキャラクターを考案し、CM制作にもチャレンジしました。

大自然の中で学ぶ最先端教育の実現に向けて ICT教育

日大三が目指すICT教育

日大三のICT教育は、「グローバル社会および地域創生で活躍するリーダーの育成」を目指しています。次世代のリーダーに求められる資質は、「I will face a Challenge and shape my Thoughts. (いかなる困難にも立ち向かい、考えを形作る)」と「勉強・行事・部活動」の教育活動から育まれる「生きる力」だと本校では考えています。

ICT教育環境整備

日大三では、生徒一人一台のタブレット端末を貸与しています。また、教室にWi-Fi環境および短焦点プロジェクタ(電子黒板機能付き)を設置しています。また、次世代型高速通信5Gを2021年8月に放射し、全国で初めて中高一貫校における5G通信環境を作り上げました。

創立100周年に向けた日大三ビジョン

本校では、100周年に向けた教育改革を3つのカテゴリーに分け推進しています。それは、「ICT教育」、「海外交流」、「探究学習(自求自探)」です。

日大三ICT教育の学習・行事・部活動サポート実践例

  1. 生徒一人ひとりへのコミュニケーションツールとしてのICT

    教育サポートアプリClassiおよびロイロノートスクールを使用し、生徒一人ひとりに適時における丁寧な教育サポートを実施しています。授業で分からないことがあれば、担当する教科の先生方が、授業動画を作成したり、リアルタイムで学習のサポートをしてくれます。

  2. Classiアプリを利活用した「44日間チャレンジ」

    中学2年生を対象に2019年12月から2020年1月に行われた試験的な取り組みです。受験者257人中230人、率にして89.4%の生徒が成績を向上させました。

  3. 情報教育における探究型学習

    「ひろげよう情報モラル・セキュリティーコンクール」で優秀賞を受賞。

  4. コロナ禍におけるVR修学旅行にチャレンジ
  5. オンライン文化祭の実施
  6. 部活動における教育活動の記録と分析に利活用
  7. AI学習機能を搭載した学習アプリによる個別対応型学習の推進

目標は国際感覚を身につけること グローバル教育

中学・高校ともにICTを使った英語教育に取り組んでいます

タブレットで教科書本文の音声を聞くことができます。課題添削をオンラインで行っているものもあります。

英語の資格試験について

  • 本校は実用英語技能検定の準会場となっており、中学生・高校生ともに校内で受検することができます(校内での受検可能級は5級~2級まで)。
  • 高校生はTOEIC、TOEIC Bridgeの受験ができます。

創立90周年を迎えた日大三高グローバル化推進中!
オーストラリア現地校と姉妹校提携

高校1年生対象のホームステイプログラムを開始して今年で24年。シドニー郊外にある名門私立学校であるMacarthur Anglican Schoolで行っています。すでに日大三高へも3回ほどホームステイの受け入れをしている間柄で、 本校が創立90周年を迎えた令和元年に姉妹校となりました! 

国際プログラム

英語コミュニケーションプログラム

  • 中学1~3年対象
  • 夏休み中3日間(9レッスン)

英語をたくさん使う、伝わる楽しさを体感する、異文化に触れることを目的とした校内で実施するプログラムです。英語のコミュニケーションスキルに特化した内容で、少人数制クラスを外国人講師が担当し、集中的に英語に触れます。レベル別で実施し、リスニング・スピーキングの自信をつけ、英検のリスニング対策や面接対策にもなります。

アメリカ・カナダ体験学習

  • 中学3年対象
  • 夏休み中13日間

前半は広大な施設を誇るワシントン大学の学生寮に滞在。後半はカナダ・バンクーバー郊外でホストファミリー宅に2人組でホームステイ。最後はアメリカ・ロサンゼルスに2泊し、本場のディズニーランドへ。

オーストラリア体験学習

  • 高校1年対象
  • 夏休み中16日間

シドニーから50km程のカムデン市のMacarthur Anglican Schoolで体験学習。午前中は特別英語授業、午後はフィールドトリップや現地の生徒と共に授業を体感します。宿泊は現地学校関係者宅にホームステイ。

日本大学第三高等学校 主催
シンガポール修学旅行

  • 高校2年生対象
  • 5日間

「自求自探」をテーマに生徒の主体性を育てることを目的とし、修学と旅行を兼ね備えた内容です。シンガポールでは、現地の学生とともに、多くの民族と文化が共生する社会を体験し、水政策・緑化政策・都市計画について学びます。マレーシアでは、現地の高校生との交流を行います。

日本大学 主催
ケンブリッジ大学での研修

  • 春休みの『イースター・プログラム』
  • 夏休みの『サマー・プログラム』

全国の付属校から選抜された生徒たちが、日本大学の学術提携校である世界有数の名門校、ケンブリッジ大学で特別な17日間を過ごします。