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保健だより

新型インフルエンザ対策(2009.01)

□新型インフルエンザとは□
新型インフルエンザは毎年流行をくり返しているインフルエンザウイルスとは全く異なる新型のウイルスによって引き起こされます。これまでにも10年から40年の周期で発生していて、大正7年(1918年)の「スペインインフルエンザ」、昭和32年(1957年)の「アジアインフルエンザ」、昭和43年(1968年)の「香港インフルエンザ」、昭和52年(1977年)の「ソ連インフルエンザ」などが挙げられます。
そして今もっとも恐れられているのは「H5N1型」の高病原性鳥インフルエンザウイルスによる新型インフルエンザウイルスの発生です。現在、ヒトへの感染が世界各地で報告されていますが、今のところヒトからヒトへの効率的、継続的な感染の証拠はありません。しかし、鳥インフルエンザに感染した患者との濃厚な接触による感染が疑われる事例は数例ですが報告されています。このため、「H5N1型」高病原性鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトへと効率的に感染する新型インフルエンザへと変化するのは時間の問題だと考えられています。

□世界的大流行(パンデミック)と対策□
新型インフルエンザに対しては誰もが免疫を持っていないため、いったん発生すると世界的大流行(パンデミック)が起こることが予測されます。パンデミックが起こった場合、流行は2ヶ月ほど続き、小休止するというサイクルを1〜2年くり返すと予想されています。
パンデミックが起こった場合の社会的混乱に対処するため、家庭での備えも大切です。感染を防ぐためには、感染者にできるだけ接触しないことが一番ですので、学校が休校になっている間などできるだけ外出をさけることが大切です。そのためには日常生活に困らないように食糧や生活資源を備蓄しておかなければなりません。また、ライフラインがマヒすることも想定し、水やガスコンロ、懐中電灯や電池なども用意しておきましょう。また、感染を防ぐためのマスクも必要です。厚生労働省の「新型インフルエンザ専門家会議」では、不織布製の使い捨てマスクを一人当たり20〜25枚程度備蓄することを推奨しています。
パンデミックが発生した場合、実際にどの程度の被害が出るのかはあくまでも予測です。最悪の事態も考慮に入れ、いざというときに慌ててしまわないよう備えましょう。

かぜをひきやすい人とひきにくい人(2009.01)

もともとの体力の違いもありますが、やはり、きちんと手洗い・うがいをしているか、基本的な生活習慣が整っているかの差が出ます。これからの季節、睡眠不足や栄養不足は絶対にダメ!!正しい生活習慣を身につけ、かぜに負けない体をつくりましょう。

かぜを治すのは・・・
薬はのどの痛みや鼻水を止めたりするだけのもので「かぜを治すため」のものではありません。かぜを治すのは、自分の免疫力です。免疫力を高めるためには、体を温かくして、ゆっくり休むことが大切です。かぜをひいたなと思ったら無理をせず、早めに体を休めましょう。

12月1日は世界エイズデー(2009.01)

正しい知識と意識が感染と偏見の最大の予防
日本では2007年、HIV感染者1,082件、AIDS患者418件が報告され、いずれも過去最高を記録しています。他の先進国でも、HIV感染は増加していますが、AIDS患者が増え続けているのは、先進国では日本だけです。他の先進国では、早期発見・治療が進み、HIVに感染してもAIDSを発症せずに済むようになっています。
献血血液のHIV抗体陽性率も増加が続き、2007年には10万件あたり2人を超え、これも、主な先進国の中では日本が最大となっています。

●HIVって何?
ヒト免疫不全ウイルスのこと。エイズウイルスとも言われ、ヒトの白血球に侵入して、増殖しながら破壊してしまうという特徴をもっています。増殖したHIVが、さらに他の免疫細胞に侵入・破壊を繰り返すことで、徐々に免疫力が落ちていき、健康なときには何でもない病原体などに抵抗することができなくなっていきます。健康時の5分の1くらいまで免疫力が低下すると、エイズ特有の症状が現れます。この状態がエイズ発症です。

●AIDS(エイズ)って何?
後天性免疫不全症候群の頭文字を取って、一般的にAIDSと呼ばれています。エイズとは免疫力の低下により起こる「さまざまな症状(病気)の総称」です。HIVに感染してからエイズを発症するまでには、個人差がありますが平均7〜10年かかるとされています。この間は目立った症状はありませんので、自分の感染に気がつかないことが多く、日本ではこのケースが非常に多いのです。

●治療法の進歩で、死亡率は激減
エイズになると死んでしまう・・・そう考えるのは誤解です。感染していることがわかるのが早いほど、適切な治療を受け、エイズの発症を防いだり遅らせたりすることができます。現在では、この「カクテル療法」のおかげで、先進国での死亡率は激減しています。

●HIVの4つの感染ルート

(1)性交
感染原因のほとんどを占めます。男性の精液や女性の膣分泌液中のウイルスが性交により体内に入ります。
(2)HIVが混入した注射器の共同使用
薬物常習者などにみられる注射の回し打ちが主な原因です。
(3)HIV感染している母親から胎児、新生児への母子感染
胎盤、出産時に産道で浴びる血液、母乳。以上の3つを通して感染するケースが考えられます。感染を予防するため、出産を帝王切開にしたり、お母さんや子どもにカクテル療法を行う方法で、母子感染の確率は下げられます。
(4)HIVが混入した血液の輸血や血液製剤の使用
日本の累計HIV感染者、エイズ患者の合計13,842件のうち、1,438件もの方が凝固因子製剤により感染した「薬害エイズ」の被害者です。

咳エチケットしていますか?(2009.01)

★ 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。
★ 鼻汁・たんなどを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
★ 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
・ 咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製のマスクの使用が推奨されます。N95マスクなどの密閉性の高いマスクは適していません。
・ 一方、マスクをしているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。
・ マスクの装着は説明書をよく読んで正しく使いましょう。

うがいは日本独自の習慣(2009.01)

昔からかぜの予防として行われてきたうがい。実は、日本独自の衛生習慣であり、その有効性は十分に検証されていませんでした。そこで、京都大学の川村孝教授のグループが「特にうがいをしないグループ」「水でうがいをするグループ」「うがい薬でうがいをするグループ」に分け、世界で初めてかぜの予防効果を検証したところ、「水でうがいをするグループ」が「特にうがいをしないグループ」に比べて約4割かぜに罹る(かかる)率が少ないという結果を得ました。

水のうがいで十分!!
実験の結果、意外にもうがい薬を使ったうがいは水うがいより効果が低くなっています。これは、うがい薬に使われるヨード液の強い殺菌力がのどの常在菌までも壊し、かぜのウイルスも入りやすくなるからだと考えられています。

×うがいのタイミング

・ 人ごみから出た後
・ 帰宅したとき
・ 朝起きたとき(1日で最も口腔内の菌数が多い)
・ のどがいがらっぽいとき
・ 空気か乾燥しているとき

鼻血が出たらどうする?(2008.10)

(1)イスに座り、下をむく。
(2)小鼻の上をギュッとつまむ(3分以上)。
(3)なかなか止まらないときは、氷のうや濡れタオルで冷やす。

×こんな処置は間違い!

・ 首の後ろをたたく→首が痛いだけ!
・ 上を向く、横になる→のどに血が流れて気持ちが悪くなる。
・ ティッシュや綿をつめる→中でくっついてしまい、取ったときにまた出血することがある。

汗のにおいの意外な原因(2008.07)

 冷房に頼りすぎたり、運動不足などで、汗をかかない生活をしていると汗腺に老廃物がたまり、ベタついた、においの強い汗になります。制汗剤やデオドラント使いすぎると汗腺をふさいで、汗のにおいを強くする原因になることがあります。
 汗をかかない生活が、汗のにおいを作り出しているなんて、皮肉ですね。においの少ない汗にするには、どんどん汗をかくこと。汗腺の働きが活発になって、さらっとした汗に変わっていきます。たくさん汗をかいて、においが気になるときは、ぬれタオルで拭いたり、こまめに着替えをするのが理想です。

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