日大三 School Guidebook
2/28

日本大学の目的および使命に基づき、平和的な国家社会の形成者として、真理を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康で教養 高い人材を育成します。そのため特に、以下に掲げる伝統的な校風の伸長に努力します。日本大学付属赤坂中学校として創立新制日本第三中学校 開校新制日本第三高等学校 開校日本大学第三高等学校と改称日本大学第三中学校と改称町田市に移転高等学校共学化中学校共学化中央棟総合体育館室内プール棟 新設女子部室棟 新設創立90周年 1 2 3 411929194719481949197619871991201320142019 この校訓とは、本校の教育の目標を端的に表しています。 では、その目標にいかにして到達するか。私は、本校で「教育三本柱」と表現 する三つの柱を、強く真っ直ぐ立てることによって、それが可能であると考えています。三つの柱とは、「勉強(授業第一)」「行事(委員会活動)」「部活動」です。 本校の教員が工夫を重ねた授業に毎時間集中し、15万㎡という東京屈指の 広大なキャンパスで文化系・運動系クラブに青春を燃やし、毎月のように実施される 行事の運営に積極的に関わる。そうした3年間・6年間を過ごすことによって、 現代社会で求められる基礎的な素養や教養、困難に立ち向かう体力や精神力、集団で生きるための社会性や協調性が身につくのではないか、そしてそのような人物には、高い目標を設定し、そこに到達しようとするチャレンジ精神が備わっていくのではないか。これが、本校で多くの卒業生を見てきた私自身の確信でも あります。 ただし、その柱を立てる土台が軟弱で不安定なものでは、高い目標に到達することはできません。私は、この学校に集う生徒たちと教員の間の絆、そして本校を信じてかけがえのない我が子を預けてくださる保護者の皆さんとの信頼関係こそが、その土台であると考えています。そしてその土台の強固さは、本校を訪れた人ならただちに感じ取っていただけるでしょう。この伝統的な校風は、私自身が誇りとし、愛してやまないものです。日本大学第三中学校・高等学校は多くの皆さんに門戸をひらいてお待ちしております。本校の伝統と校風を愛してくださる方が、一人でも多くなるなら、私にとってこれにまさる幸福はありません。日本大学第三中学校・高等学校校長 樋山 克也教育目標沿  革明るく、正しく、強く「明・正・強」の建学の精神に徹し、質実剛健、明朗闊達、気品のある人格を養う。学問を愛し、礼儀を尊び、社会と人生に対する深い理解と公正な判断力を養う。自主独立の気風と志操を保ち、実行力に富む人材を養う。環境の整理と美化に意を用い、清潔を重んずる気風を作り、あわせて健康な身体を養う。明 正 強

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る