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卒業⽣×教員の対談

⼤学へ進学した卒業⽣に、どのような学びや経験を経て進路選択をしたか、当時関わりのあった教員も交えながら、対談形式でお話を聞きました。

メンバー

  • ダンス部顧問
    担当教科:英語科

    T先⽣

  • 普通クラス出⾝
    部活動:ダンス部
    進学先:明治⼤学 理⼯学部

    M.K.さん

  • 担任
    担当教科:理科

    S先⽣

⽣徒の熱意を、⼼から応援してくれる場所。

T先⽣
M.K.さんはとにかく芯が強くて、⾃分にも他⼈にも厳しい“⾃⽴した⽣徒”という印象が強いですね。
S先⽣
⾼校ではダンス部の副キャプテンとして活動しながら勉強にも⼒を⼊れていて、中⾼6年間の評定平均5.0を達成したときは驚いたと同時に尊敬すらしてしまいました。
M.K.さん
やると決めたことはやり遂げないと気が済まないタイプで。ダンスのために⼊学当初から指定校推薦での進学を決めていたので、6年間の皆勤賞も達成しました!
S先⽣
芯の強さはM.K.さんの⻑所でありながら、他⼈と⾃分を⽐べてしまって衝突してしまうことも多かったと思うんです。それをうまく調和してくれたのが副キャプテンとしての経験だったのかなと。
M.K.さん
そうですね。1対多だけじゃなく、部員それぞれに合ったコミュニケーションの取り⽅があるんだ、というのは⼤きな気づきでした。
T先⽣
⼊学時の「⾃分にも他⼈にも負けない!」という粗削りな感じと⽐べたら柔らかくなったよね。
S先⽣
⾃分とは違うタイプの⼈とも上⼿く付き合っていかなければならない、そして副キャプテンとして70⼈もの部員たちを指導していかなければならない環境で過ごせたのは、M.K.さんの良さを、コミュニケーションのなかで他者に対しても発揮できるようにしてくれたと思います。

先⽣との対話を通して、⾃分らしい夢と出会えた。

M.K.さん
今は⼤学⽣活が本当に楽しくて、⾃分の選んだ進路に進めて良かったと今になってすごく実感しています。先⽣⽅のおかげですね。
T先⽣
M.K.さんは⾼3のギリギリまで進路が決まっていなくて、ある時相談しに来てくれたんだよね。
M.K.さん
当時は将来の夢が定まっていなくて、T先⽣に相談したら「⾃分が好きなものに携われる道がいいんじゃない」とアドバイスをくださいました。
S先⽣
M.K.さんは好き嫌いもハッキリしているタイプだったので、⾯談のなかで彼⼥の好きなものをいっしょに突き詰めていったら「物理が好き」という部分と「テーマパークのアトラクションや舞台装置に感動した」という原体験が合致して、アトラクション製作に向けてコンピューター制御を学ぶことに決めたんだよね。
M.K.さん
そうですね。先⽣たちに相談しながら将来の夢が明確になって、そのための⼤学選びも先⽣⽅にたくさんアドバイスしていただきました。開放的な職員室が象徴するように、どの先⽣も⽣徒と同じ視点で話を聞いてくださるのは⽇⼤三ならではの魅⼒だと思います。⼤学では中⾼で学んだ知識も⼤いに役⽴っていて、⽇⼤三での6年間は、本当に今の私を⽀える⼟台になっているなと実感しています。
T先⽣
S先⽣もおっしゃっていましたが、M.K.さんは芯の強さゆえに苦労することも多かったと思います。それでも、彼⼥なりの解決策を⾃分の⼒で⾒出して、6年間かけて成⻑できたのはとても素晴らしいですし、副キャプテンとして多くの部員をまとめた経験は、絶対に将来に役⽴つ財産になると信じています。これからもM.K.さんの良さを存分に発揮しながら、⼤きな夢を叶えてほしいと願っています!

メンバー

  • 特進クラス出⾝
    部活動:上競技部
    進学先:早稲⽥⼤学 ⽂化構想学部

    W.M.さん

  • 担任
    担当教科:社会科

    T先⽣

⽣徒の個性を⼤きく伸ばしてくれる先⽣たち。

W.M.さん
⽇⼤三の先⽣⽅は⽣徒の意志を尊重してくださる⽅ばかりなので、周りに流されず、⾃分の進みたい⽅向に進んでいく勇気をいただきました。今何をするべきか、客観的な視点で整理しながら実⾏する⼒が⾝についたのは先⽣⽅のおかげです。ありがとうございます。
T先⽣
そう感じてくれていて嬉しいです!W.M.さんは⽬標に向けて計画的に物事を進められる⽣徒だったので、⽂化祭でも⾃分のイメージをうまくみんなに共有しながら⾃分たちが望む企画を実現できるよう最⼤限努⼒している姿が印象的でしたね。
W.M.さん
T先⽣はいつも明るくて、授業はもちろん他愛ない話でも盛り上がるような楽しい毎⽇でした。加えて受験期には受験⽣としての⼼構えや過ごし⽅などを定期的に教えてくださり、励ましの⾔葉を常にかけてくださっていた印象が強いです。厳しさと優しさをうまく使い分けて接してくださっていたというか。

⼤きな⾃信を持てたのは、先⽣が信じてくれたから。

T先⽣
W.M.さんは広告関係に興味があったから早稲⽥⼤学の⽂化構想学部を第⼀志望にしていたんだよね。
W.M.さん
そうですね。T先⽣が早稲⽥⼤学出⾝だったこともあり、在学時のお話などをたくさん聞かせていただきとても助かりました。⾼い⽬標だったので不安もありましたが、先⽣が⾃分のことを信じてくださったのが何よりも⼤きな⾃信になりました。
T先⽣
W.M.さんが後輩になってくれると嬉しいなと思っていたので、実現してくれて本当に嬉しいし誇らしいです。ありがとう。
W.M.さん
こちらこそありがとうございます。先⽣⽅に⽀えられながら、⾃分⾃⾝の⼒で最後まで戦い抜いた経験は、これからの⼈⽣でもきっと役に⽴つと思います。また、当時は広告関係に興味があったのですが、実は今、教育関係の仕事に携わりたいなとも思っているんです。⽇⼤三での経験を活かして、未来の教育をより良いものにできたらと考えています。